社会医療法人 青洲会 法人本部
看・介護局長 長谷川正志 様病院理念である「医療人たる使命を自覚し一視同仁・親切丁寧をモットーとする 安心安全で良質な医療・介護を提供する地域住民の健康と福祉の増進に貢献する最新の医療知識・技術の習得に努め、業務の改善に努力する」を実践・継続し続けている。
福岡青洲会病院(福岡県糟屋郡)
病床数:213床(ICU:10、一般:157、回復期リハ:46)青洲会病院(長崎県平戸市)
病床数:183床(一般病棟:50、療養病棟:109、回復期リハ:24)博多堤病院(福岡県福岡市)
病床数:38床(回復期リハ:38)
――入院セットを導入したきっかけを教えてください。
現場から業務を整理したいという要望が大きかったことが導入したきっかけですね。
また、他病院でも入院セットを導入しているところが増えてきているということも背景にあり、導入を検討しようかと思っているタイミングで、リンクウィズさんにお話をいただきました。
入院セットを導入するにあたっては、もちろん、リンクウィズさんだけでなく同業他社との比較検討も行いました。
ですが、リーズナブルかつ質が高いものを提供してくれる、という点に惹かれ、最終的にリンクウィズさんにお願いしました。
さらには、フットワークが軽かった点も大きな決め手の一つですね。
非常にきめ細かく提案をしてくださる上に、当方の話にも熱心に耳を傾けてくれたのです。
同じ価格、同じサービスであれば、現場は常に動いているのでフットワークの軽さは大切になります。
導入後も、随時変更点が出てきますしね。その観点からしても、コミュニケーションがしっかりと取れることは重要です。
導入したから終わりではなく、その後もいかに良好な関係が構築できるかということを視野に入れて、リンクウィズさんを選びました。
福岡青洲会病院としても、2019年7月当時、入院セットの導入というのは初めての試みだったので、リンクウィズさんと二人三脚でやっていこうという連帯感も生まれました。
――入院セットを導入することで得られると考えたメリットはどのような点でしょうか?
入院生活に必要なものが入院セットとしてそろっていることで、患者さんの準備の煩雑さが解消される点が挙げられます。
ご自身で準備していただくとなると、後々そろってないものなどが出てくることもあります。
また、それをチェックする側の看護師にとっても、入院セットがあることで業務の負担が軽減されます。
このタスク軽減により、看護師が本来の業務に集中でき、患者さんへのケアが充実するでしょう。
また、ケアが充実することで、患者さんの満足度の向上にもつながります。
――法人内の病院すべてで入院セットを導入した理由を教えて下さい。
ここ福岡青洲会病院と博多堤病院、長崎の青洲会病院3病院すべてで入院セットを導入したのは、同じ法人内で提供する「もの」の質を均一にしたかったことがあります。
常に新しくして質の高いものをリンクウィズさんに提供していただくことで、3病院で全国水準の入院セットの導入が可能となります。
また、法人内すべての病院で導入することで、コストダウンにもつながります。大量に発注すれば、価格交渉ができますよね。
患者さんに寄り添ったケアの実現が可能に
――実際に入院セットを導入してみてどうでしたか?
福岡青洲会病院は2019年7月、博多堤病院は2018年9月、長崎の青洲会病院は2019年12月から入院セットを導入しました。
導入後、現場の看護師からは、業務の負担が軽減したという声が上がってきました。
また、導入時に必要だと思っていた入院セットの内容が、実際に使ってみると需要がなかったものもあります。
リンクウィズさんが病院に常駐しているので、内容の微調整もスムーズにいきました。
入院セットの導入により、看護師が患者さんにセットの説明をするという新たな業務も発生しましたが、
説明についてはリンクウィズさんが細やかなフォローアップを行ってくれたため、大変助かりました。
その他にも、何か分からないことがあったらすぐに聞けたり、物品が常に補充されたりする面で常駐というサービスはとても役に立ちました。
また、常に看護師の傍らにいることで、コミュニケーションが円滑になり、どのような要望でも気軽に出せる点も良かったですね。
現場でやり取りをしていると、普通はささいなトラブルなどは発生するものですが、それも一切なく、リンクウィズさんのスタッフ教育が行き届いているなと感心しました。接遇面も非常にいいですしね。
また、入院セットの導入で、看護師が煩雑な業務から解放されたことで、より患者さんのベッドサイドに寄り添ったケアができていると思います。
――福岡青洲会病院において入院セットの利用率はどれくらいですか?
当院の患者さんの入院セットの利用率は非常に高いです。
導入当初から8割を超えていましたが、直近の数字では、2020年3月で94.3%、4月で92.4%、5月で88.8%と高い割合を占めています。
患者さんにとってもメリットが大きいため、今後さらに伸びしろはあると予測しています。
――利用料金に関しては満足していますか?
料金については非常に満足しています。
福岡市内などの都市圏と比較すると、他の地域は料金感覚が少し違いますよね。
現在の値段は土地柄にも適していると思います。そのため、患者さんの入院セットの利用率も高いのでしょう。
――今後入院セットを継続して導入していく上で期待していることを教えてください。
入院セットは常に進歩していくものです。リーズナブルかつ質の高いものというのはどんどんと出てきます。
新しくてコストパフォーマンスがいいものを常に提案し続けてほしいと思っています。
これは、ひいては病院の評価・評判にまでつながります。
質の高い医療の提供はもちろんですが、物品の充実により、患者さんが入院生活を満足して過ごせるということは、長い目で見て病院の集患力の一つとなるでしょう。
また、現場の要望をしっかりとすくい取ってもらい、その時々に合った最適なプランを提供してもらいたいと考えています。
この点に関しては、リンクウィズさんが常駐してくれたことで当院のスタッフも要望を伝えやすいと思います。
しっかりと伝わることで、患者さんにとっても本当に必要なものがそろっている入院セットとなるでしょう。
導入してから現在まで、リンクウィズさんにはさまざまな要望に応えてもらい、どのようなケースでも柔軟に対応してもらってきたので、これからも当院の状況に応じた提案をいただけると期待しています。
「人」対「人」を大切にしているからこそ生まれる満足度の高いサービス
――入院セットの導入を検討されている病院・施設にメッセージをお願いします。
リンクウィズさんをおすすめする理由は、現場サイドに立った運営をしている点ですね。
病院の置かれている状況に合わせて最適な提案をしてくれます。
その提案も現場の声をリサーチした上での提案なので、非常に納得できるものです。
また患者様が入院セットを使っていく上で出てくる改善点にも、柔軟に対応してくれます。
先ほどもお話しましたが、リンクウィズさんのフットワークの軽さは本当に買っていますね。
そして、コストパフォーマンスが高いことも病院にとっては大切なことだと思います。
さらに、法人全体という単位で大量に発注することにより、当分はコストダウンを図ることができ、リンクウィズさんにとっては大きな受注となるのでお互いWin-Winの関係を構築することができます。
また、入院セットを導入することで、物品を管理しておくスペースというものが不要になったことは大きいですね。
患者さんにとってもベッドサイドに多くの私物を置く必要がなくなるため、省スペースになります。
昨今、新型コロナウイルスの影響により、面会が禁止となっている病院もあります。
そのような状況下で、患者さんの入院に必要なセットがそろっているということは大きいと思います。
今後、病院がコロナと共生していく上で、この入院セットは必要不可欠なものとなるでしょう。
コロナによる影響の先行きが不透明なこの時代こそ、まだ入院セットを導入していない病院・施設はぜひ利用をおすすめします。
リンクウィズさんは「人」対「人」の関係を非常に大切にされているので、提供されるサービスより満足度の高いものとなっています。
「現場」に寄り添ったリンクウィズさんの入院セットの導入は、病院・施設に大きなメリットをもたらしてくれるでしょう。